頭頂部(つむじ)の抜け毛・薄毛が増えてきた
こういった頭頂部(つむじ)の変化がきっかけとなり、抜け毛や薄毛を心配し始める人は多いのではないでしょうか?
薄毛(ハゲ)を信じられない気持ちになり、目を背けてしまいたくなる気持ちはわかります。しかし、一度気づいてしまうと非常に気になりますよね。不安で途方に暮れてしまう人も多いはずです。
抜け毛・薄毛は放置しておくと年齢を重ねるごとに、ますますハゲが進行してしまいます。
頭頂部(つむじ)の抜け毛や薄毛の原因は様々ありますが、しっかりと原因を理解して対策を行えば、回復が見込めます。
それでは、頭頂部の抜け毛・薄毛の原因や対策方法を紹介していきます。
頭頂部(つむじ)の薄毛の基準と調べる方法
まずは、以下の基準で抜け毛や薄毛の進行を確かめて見てください。
・まずは、ハミルトン・ノーウッド分類で薄毛の状態を確認。
・頭頂部(つむじ)の写真を1ヶ月毎に撮り、薄毛の進行状態を確認。
ハミルトン・ノーウッド分類では、薄毛の進行具合を7つの段階と3つの分類にあらわしています。まずは、ハミルトン・ノーウッド分類を使って、現在の薄毛の状態を調べてみます。
そして、自分の頭頂部(つむじ)の写真を1ヶ月毎に撮り保存しておきます。後から振り返る際に、薄毛の状態を一目で確認することができます。
以下の場合では、抜け毛や薄毛が進行している可能性があります。抜け毛・薄毛が進行している場合でも、対策をによって毛髪の回復が見込めますので焦らず取り組みましょう。
・頭頂部(つむじ)の毛髪に隙間が広く地肌が目立つ
・毛髪が細く、コシがない
・頭皮が茶色い(または赤っぽい)
頭頂部(つむじ)がハゲやすい理由
頭頂部(つむじ)がハゲる原因は、AGA(男性型脱毛症)や不規則な生活習慣によって引き起こされるものがあります。
特に、前頭部(生え際)や頭頂部(つむじ)がハゲやすい最も大きな理由は、AGA(男性型脱毛症)の原因となる、Ⅱ型5αリダクターゼという物質が他の部分(側頭部や後頭部)に比べて多く存在していることが挙げられます。
一方、前頭部(生え際)と頭頂部(つむじ)のⅡ型5αリダクターゼを比べた場合、前頭部(生え際)の方が多い傾向にあります。
抜け毛・薄毛の原因となるⅡ型5αリダクターゼの量は遺伝で大部分が決まります。これが、「ハゲは親から遺伝する」といわれる理由です。
家系にハゲの人がいないのに頭頂部(つむじ)の抜け毛・薄毛に悩んでいる場合は、遺伝だけではなく、普段の生活習慣が関係して頭皮環境を悪化させているケースがあります。
頭頂部(つむじ)の抜け毛・薄毛が増える原因
頭頂部(つむじ)の抜け毛・薄毛の原因は、AGA(男性型脱毛症)や不規則な生活習慣によって引き起こされます。特に、頭頂部(つむじ)の抜け毛・薄毛で悩む人の中で最も多い原因は、AGAの症状によるものです。
最近では、TVコマーシャルなどでも目にする機会が増えていることから、AGA(男性型脱毛症)という言葉を既に知っている、あるいは聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
抜け毛や薄毛の本当の原因と発毛実感率99%以上の対策方法に興味がある人はこちらの記事をご覧ください。 【薄毛・AGAの原因と対策】厳選オススメのクリニックを徹底解説!
AGAによる抜け毛・薄毛の人は全国で約1200万人(!)もいると言われ、20〜69歳の成人男性の約3人に1人はAGAの症状が見られるといわれています。
AGA(男性型脱毛症)による抜け毛の仕組み
AGAによる毛髪の脱毛には、男性ホルモンであるテストステロンと還元酵素5αリダクターゼが結びつくことで生じる、悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」が大きく関係しています。
DHTはテストステロンの10倍以上の作用を持つ性ホルモンであり、毛髪の脱毛と深く関わり、髪の抜け替わるサイクル(ヘアサイクル)を短くすることが確認されています。
AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略称で「男性型脱毛症」を意味しています。AGAは成人の男性に多く見られる抜け毛・薄毛の症状であり、思春期以降に頭頂部(O字ハゲ)や額の生え際(M字ハゲ)の髪が薄くなるといった症状があらわれます。
悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」は脱毛ホルモンとも呼ばれ、前頭部や頭頂部の抜け毛・薄毛を促進する一方で、ヒゲや体毛を増加させる、皮脂の分泌量を増加させるといった働きをします。
毛髪には「毛幹」と「毛根」と呼ばれる部分があります。毛幹は頭皮から出ている部分で「髪の毛」と呼ばれます。一方、毛根は頭皮の中の部分で、血管から運ばれてきた栄養分を毛根にある毛乳頭がキャッチします。
そして、毛乳頭付近に存在する毛母細胞が血管から運ばれてきた栄養分をもとに細胞分裂を繰り返すことで毛髪は成長するのです。
しかし、DHTが毛母細胞に入り込むと、毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体(レセプター)と結びつき、毛母細胞の細胞分裂を抑制します。
その結果、毛母細胞の細胞分裂が止まったり、毛母細胞が死滅してしまい、毛髪は本来育つはずだった太さ・長さまで育つことなく脱毛してしまいます。
出典:花王株式会社 ヘアケアサイト 薄毛になるメカニズム 髪の成長とヘアサイクル
DHTが高濃度に見られる部分(生え際や頭頂部)では、ヘアサイクルの成長期が非常に短くなり、毛髪は太く・長く育つ前に抜けてしまい、やがて毛母細胞の細胞分裂は活動を停止します。
これが、悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」によって引き起こされる「ヘアサイクルの乱れ」であり、AGAによる抜け毛や薄毛のメカニズムです。
AGAの症状が見られる人は、悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」の働きによって、髪が生える→ 髪が抜ける → 髪が抜ける、という一連のヘアサイクルが極端に短くなってしまう。
AGAによる薄毛は頭頂部(つむじ)や前頭部(生え際)から進行
AGAの特徴として、いくつか脱毛の進行パターンがあります。以下はその例になりますが、額の生え際から後退していくタイプ(M字ハゲ)や頭頂部から薄くなるタイプ(O字ハゲ)など複数の脱毛パターンがあります。
AGAは、20歳代後半から30歳代にかけて発症するケースが多く、特に40歳代になると髪型で隠せない程に抜け毛・薄毛が進行しているケースが見られます。
出典:AGA-news
AGAの特徴として、「頭頂部(つむじ)」や「前頭部(生え際)」から抜け毛や薄毛が進行します。
頭頂部(つむじ)の抜け毛や薄毛は、AGAの初期症状を示すサインであり、放置していると抜け毛・薄毛の範囲は次第に拡大していきます。
AGA治療の病院に行った場合でも、最初に「頭頂部(つむじ)」や「前頭部(生え際)」の抜け毛や薄毛の状態を確認します。
AGA治療で効果が出ない薄毛の症状
自己免疫疾患が原因で起きる「円形脱毛症」や、マセラチア菌と呼ばれる常在菌が原因で起きる「脂漏性脱毛症」の場合は、男性ホルモンや還元酵素の働きにより抜け毛・薄毛の症状が生じている訳ではないので、AGA治療薬による回復は期待できません。
円形脱毛症や脂漏性脱毛症は、生活習慣の見直しにより抜け毛や薄毛の症状を改善できる可能性がありますので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
女性の抜け毛・薄毛の原因は?
女性の抜け毛・薄毛に関しては、広範囲に起こる「びまん性脱毛症」が多いですが、牽引性脱毛症やAGA(男性型脱毛症)の女性版にあたるFAGA(女性男性型脱毛症)なども原因として考えられます。
FAGAは、加齢により女性ホルモンが減少することで、男性ホルモンを抑制する力が弱まり、男性ホルモンが優位になることが原因で発症します。
「なんだか最近、生え際や頭頂部が気になる…。」と感じ始めた場合は、FAGAの初期症状である可能性があります。
FAGAの対策は、AGAの場合と類似した対策を行いますが、女性は使用することが厳禁とされているAGAの治療薬があります。
したがって、安易に自己判断するのではなく、まずはAGA治療の病院で専門の医師に相談することから始めて下さい。
抜け毛・薄毛は放置しておくと年齢を重ねるごとに進行してしまうため、早めにAGA治療専門の病院に相談することが大切です。
AGAによる頭頂部(つむじ)の抜け毛・薄毛を防ぐ方法
頭頂部(つむじ)の抜け毛・薄毛を防ぐ方法は何パターンかあります。気軽に普段の生活習慣に取り入れられる薄毛対策から本格的な薄毛対策まで様々あり、それぞれにメリットとデメリットがあります。それでは順番に紹介していきます。
AGAによる抜け毛・薄毛は食生活やシャンプーを変えただけでは治らない疾患です。生活習慣の見直しと頭皮ケアは、抜け毛・薄毛を予防する上で必須の対策になりますが、併せてAGA治療を行うことをオススメしています。
頭頂部(つむじ)の薄毛改善期待度【★★☆☆☆】(生活習慣)
「バランスの取れた食事」「質の高い睡眠」「適度な運動」といった生活習慣の改善は、抜け毛・薄毛の進行を防ぐ上で、最も基本的な対策です。
生活習慣の改善によって、抜け毛・薄毛を完全に回復する(元のフサフサな状態に戻す)ことは難しいですが、抜け毛・薄毛の進行を遅らせる効果を期待することができます。
また、抜け毛・薄毛の対策には様々な方法がありますが、どの対策を選んだ場合でも生活習慣の改善を併せて進めていくことで、抜け毛・薄毛対策の効果をより一層高めることが期待できます。
生活習慣の改善に関する記事はこちらをご覧ください。
頭頂部(つむじ)の薄毛改善期待度【★★☆☆☆】(頭皮ケア)
1日1回シャンプーで皮脂や汗をキチンと洗い落とす必要があります。洗髪が不足すると、細菌が増加してしまい頭皮の環境は悪化します。
シャンプーの際には、毛髪よりも頭皮を洗うことを意識して、爪を立てずに指の腹で洗います。シャンプー後はすすぎ残しが無いように丁寧に洗い流します。また、洗髪後は細菌の繁殖を防ぐため、ドライヤーで十分に乾かします。
アミノ酸系のシャンプーは、洗浄力が強すぎることもなく頭皮にも優しいです。特に、乾燥肌の人にはアミノ酸系のシャンプーはオススメです。頭皮に負担がかからないアミノ酸系のシャンプーを選びましょう。
アミノ酸系のシャンプーの成分には、 ココイルグルタミン酸、ココイルアラニンが含まれているので選ぶ際の目安としましょう。
一方で、アルコール系の界面活性剤が含まれているシャンプーは洗浄力が強すぎるため、過剰に皮脂を取り除いてしまいます。
本来、頭皮を守る役割がある皮脂を過剰に取り除いてしまうと、フケやかゆみといった頭皮トラブルを引き起こす可能性を高めるため、オススメできません。
アルコール系の界面活性剤の成分には、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸塩があります。
頭皮への負担が強いので、肌の弱い人や敏感肌の人が使用すると抜け毛の原因になることがあります。
20分程、湯船に浸かると頭皮が柔らかくなり毛穴に詰まった皮脂やヘアワックスの汚れなどが落ちやすくなります。
さらに、頭皮の血流改善効果も期待できる上、育毛剤などを使用している場合であれば頭皮への浸透効果も高まります。
頭頂部(つむじ)の薄毛改善期待度【★★★☆☆】(育毛剤)
育毛剤の効果として、以下の項目が挙げられます。
・育毛(今ある毛髪を育てる)
・発毛促進(新しい毛髪が生えるのを助ける)
・抜け毛の抑制
・フケやかゆみの予防
・乾燥予防や血流改善などの頭皮ケア
医薬部外品である育毛剤には、抜け毛・薄毛に効果が一定以上認められている成分が含まれています。そのため、抜け毛や薄毛に対して改善効果を期待できます。
また、頭皮に塗るタイプなので身体への副作用の心配が少なく、日常の生活にも気軽に取り入れることができます。まずは、生活習慣の改善と合わせて育毛剤を取り入れてみるのも良いでしょう。
育毛剤を使用する場合、薄毛の改善には半年程度の期間を使い続けないと効果が実感しにくい傾向にあります。
頭頂部(つむじ)の薄毛改善期待度【★★★★☆】(発毛剤)
発毛剤と育毛剤の違いは、発毛剤が「発毛効果」を認められているのに対して、育毛剤は「発毛促進効果」が認められていることです。
分かりにくくて混乱するかと思います。
どういうことか簡単に説明すると、育毛剤は頭皮や毛髪に必要な栄養を与えることで頭皮や毛髪の環境を整えたり、抜け毛・薄毛を進行させる物質を抑制したりすることで、新しい毛髪が育ちやすい頭皮環境をつくる手助けをします。
一方で、発毛剤には発毛効果が科学的に認められていて厚生労働省にも認可されているミノキシジルという成分が含まれています。市販されている発毛剤ではTVコマーシャルでお馴染みのリアップが有名です。
ミノキシジルについては、AGA治療でも一般的に使用されますので後ほど詳しく解説します。
今の段階では、育毛剤は新しい毛髪が育ちやすい頭皮環境をつくる手助けをする。発毛剤は新しい毛髪を生やす効果があると理解しておいてください。
「じゃあ、発毛剤の方が良いんだ!」と考える人もいるかと思いますが一概に言うことはできません。なぜなら、発毛剤には副作用のリスクがあるからです。
発毛剤の副作用リスクとは?
・頭痛
・目眩
・皮膚炎
・精力減退
発毛剤による副作用の状態は個人差があります。そのため、発毛剤を使用する際にはAGA治療専門の病院に相談することをオススメしています。
頭頂部(つむじ)の薄毛改善期待度【★★★★☆】(AGA治療)
AGA治療専門のクリニックで行う、AGA治療では「フィナステリド(プロペシア)」、「デュタステリド(ザガーロ)」、「ミノキシジル(ロゲイン)」といった内服薬や外用薬を使用します。
こういった、AGA治療に効果のある内服薬や外用薬を継続して使うことにより、目に見えて抜け毛・薄毛の症状に変化が出ます。個人差はありますが、半年程で抜け毛や薄毛に明らかな回復が見られるケースがあります。
一方で、副作用のリスクとしては、AGA治療薬の内服開始から1~2ヶ月程度は、初期脱毛、発赤、湿疹などが生じることがあります。
当サイトでは、総合的に判断して、AGA治療専門のクリニックで行うAGA治療が最も効果的であるという結論に至っています。
AGA治療専門のクリニックでは、現在の頭皮や毛髪の状態を丁寧にチェックしてもらえ、頭皮や毛髪に関する様々な悩みや治療に関する不安を相談できます。
抜け毛や薄毛で悩む人は、まずは無料カウンセリングで相談してみることをオススメしています。
頭頂部(つむじ)の薄毛改善期待度【★★★★☆】(植毛手術)
植毛手術には、自分の毛髪を移植する「自毛植毛」と、人工でつくった毛髪を植える「人工毛植毛」の2種類があります。
オススメするのは、自分の毛髪を移植する「自毛植毛」です。自毛植毛では、後頭部にある毛髪を抜け毛や薄毛が進行している前頭部や頭頂部に移植するのが一般的です。
自毛植毛の最大の特徴は、移植して定着した毛髪が抜けても再び生えてくることにあります。また、自分の毛髪を移植するため、身体が拒否反応を起こしづらいのが特徴です。
AGA(男性型脱毛症)の治療薬
AGA治療の効果が科学的に証明されている治療薬は以下の3種類です。
・プロペシア(フィナステリド)
・ザガーロ(デュタステリド)
・ミノキシジル
出典:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
これら3種類の中でも、厚生労働省によって認可されているのは、内服タイプとしては、プロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)、外用薬としてはミノキシジルです。
日本皮膚科学会による男性脱毛症診療ガイドラインでは、「フィナステリド」、「デュタステリド」、「ミノキシジル」はAランクに位置付けられ「行うよう強く進められる」と記載されていることからも効果の高さが証明されています。
女性や未成年の男性が、フィナステリドやデュタステリドを使用することは危険なため禁じられています。また、内服タイプのミノキシジルは厚生労働省に認可されていないので注意が必要です。
プロペシア(フィナステリド)の効果
プロペシアは、世界で初めてAGA治療薬として製品化された最も有名なAGA治療薬の一つです。日本では2005年に厚生労働省に認可されています。このプロペシアに含まれる有効成分がフィナステリドです。
フィナステリドには、還元酵素Ⅱ型5αリダクターゼの分泌を阻害することで、AGAの原因となる脱毛ホルモン(DHT)の生成を抑制する働きがあります。
プロペシア(フィナステリド)を3年間継続して服用した場合、約8割の人がAGAを改善したという報告があります。
日本皮膚科学会による男性脱毛症診療ガイドラインでは、フィナステリドはAランクに位置付けられ「行うよう強く進められる」と記載されていることからも効果の高さが証明されています。
現在では、ジェネリック医薬品も販売されています。
プロペシア(フィナステリド)の注意点
AGA治療に用いられるプロペシアを服用した人の中には体重が増加するケースが見られます。高血圧の人は、体重が増える(太る)ことで高血圧の症状が悪化する可能性があります。
また、副作用として初期脱毛、痒み、発疹、性機能障害、肝機能障害、鬱症状が出る場合があります。
未成年の服用に対しては安全が保証されていないため、使用が禁止されています。
特に、妊娠中の女性に対しては、服用はもちろん触れることも厳禁です。フィナステリドを摂取すると男子胎児の生殖器に影響を及ぼします。
フィナステリドは皮膚からも吸収されるため、服用中の男性は女性や子供が触ることが無いように気をつけなければなりません。
ザガーロ(デュタステリド)の効果
ザガーロは2015年9月に厚生労働省から認可され、2016年6月に販売が開始されたAGA治療薬です。ザガーロに含まれる有効成分がデュタステリドです。
元々、デュタステリドは前立腺肥大症の治療薬として100ヶ国以上で認可されていた薬ですが、AGAの進行を遅らせる効果が認められたため、現在ではAGA治療薬としても用いられています。
デュタステリドには、還元酵素Ⅰ型5αリダクターゼと還元酵素Ⅱ型5αリダクターゼの両方の分泌を阻害することで、AGAの原因となる脱毛ホルモン(DHT)の生成を抑制する働きがあります。
デュタステリドは還元酵素Ⅱ型5αリダクターゼを、フィナステリドの3倍抑制するという報告もあります。
海外の臨床結果では、デュタステリドを服用した場合、フィナステリドに比べて、1.6倍の発毛効果が認められたという報告があります。
ザガーロ(デュタステリド)の注意点
ザガーロ(デュタステリド)の副作用として性機能障害、鬱症状、血液循環の悪化などが出る場合があります。また、プロペシア(フィナステリド)と同様に女性や子供が触れることは厳禁とされています。
デュタステリドはフィナステリドよりも高い効果が期待されていますが、その分、副作用が身体に与える影響も大きくなることが懸念されます。
2016年に販売が開始されたばかりの治療薬ということもあり、未だ発見されていない副作用があらわれる可能性もあります。
ミノキシジルの効果
毛髪は毛母細胞が血管から運ばれてきた栄養分をもとに細胞分裂を繰り返すことで成長します。ミノキシジルには血管の拡張作用があり血行を促進することで、毛母細胞を活性化して細胞分裂を加速させる働きがあります。
ミノキシジルには外用薬(塗り薬)と内服薬(錠剤)がありますが、内服薬(錠剤)は高血圧症の血圧降下剤として開発された経緯があります。
直接、体内に取り込むミノキシジル内服薬(錠剤)はミノキシジル外用薬(塗り薬)に比べて高い効果を期待できますが、副作用が身体へもたらす悪影響の懸念も高まります。
そのため、ミノキシジル内服薬(錠剤)を使用する場合は、自己判断せず、必ずAGA治療専門の医師に相談することをオススメします。
ミノキシジルの注意点
ミノキシジルには血圧を低くする効果がある為、高血圧の人が使用すると血圧を過度に下げてしまう可能性があります。
AGA治療に用いられるミノキシジル錠剤は、もともと高血圧を改善するために開発された薬です。血圧を下げる副作用として発毛効果が認められ、現在は育毛(発毛)剤として注目されています。
ミノキシジルの副作用
・多毛症
・痒み、かぶれ、発疹
・動悸や目眩
・倦怠感や疲労感など
まとめ
頭頂部(つむじ)の抜け毛・薄毛が増える主な原因はAGA(男性型脱毛症)によるものです。AGAは早期発見・早期解決により治せる症状ですが、AGAによる抜け毛・薄毛は食生活やシャンプーを変えただけでは治らない疾患です。
生活習慣の見直しと頭皮ケアは、抜け毛・薄毛を予防する上で必須の対策になりますが、併せてAGA治療を行うことをオススメしています。
AGA治療に用いられる治療薬の中で、厚生労働省によって認可されていものは3種類あり、内服タイプとしては、フィナステリド、デュタステリド、外用薬としてはミノキシジルです。
AGA治療に用いられる治療薬は、抜け毛・薄毛を改善する上で非常に効果が高く、真剣に抜け毛や薄毛に悩む人にとっては、まさに特効薬のような効き目を持つ薬です。
しかし一方で、元々、AGA治療薬は高血圧症や前立腺肥大症の治療薬として開発された経緯があり、発毛効果はその副作用として発見されたものです。
AGA治療薬の効果は非常に高いものの、身体に与える副作用の影響は強く懸念されているため使用には細心の注意が必要となります。
抜け毛や薄毛の本当の原因と発毛実感率99%以上の対策方法に興味がある人はこちらの記事をご覧ください。 【薄毛・AGAの原因と対策】厳選オススメのクリニックを徹底解説!
・円形脱毛症や脂漏性脱毛症による脱毛は生活習慣の見直してみる。
・頭頂部(つむじ)の抜け毛・薄毛の主な原因はAGA(男性型脱毛症)。
・AGA治療には抜け毛の原因となるDHTの生成を抑制することが大切。
・AGA治療薬の効果は非常に高く、薄毛改善の特効薬ともいえる。
・AGA治療薬は様々な副作用があるため、AGA専門の医師に相談する。
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